2006.04.28 (Fri)
女囚 VS ゾンビ
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Shadow: Dead Riot [2005] Tony Todd, Andrea Langi, Erin Brown, Derek Wan アメリカ盤DVD Shriek Show 2006-03-28 by G-Tools |
連続殺人鬼シャドウは、死刑執行される直前、自分の肉体に秘術を施した。そして、死刑が執行された瞬間、シャドウの体から出た血が生き物のように動き、刑務所中に流れ出した。その血に触れた他の囚人たちは突然暴れ出し、暴動が発生。看守たちは囚人を皆殺しにし、その遺体を庭に埋め、暴動事件は闇に葬られた。
20年後、今は女刑務所であるその場所に新たな受刑者ソリティアがやって来た。ソリティアが入れられたのは、かつてシャドウがいた独房であった。床に彫られた呪文に触れたソリティアにシャドウの意識が入り込んで来る。この刑務所は何かおかしいと訴えるソリティアだったが・・・。脱走しようとした女囚が流した血が庭に染み込み、埋められていた遺体がゾンビとなって甦る。女囚を襲い、その血でシャドウを復活させるゾンビたち。僅かに残った女囚と看守たちは、生き延びるため協力し、シャドウとゾンビ軍団に抵抗するのだが・・・。 女囚、ゾンビ、マッド・ドクター、ミュータント・ベビー、そしてカンフー・・・とソッチ系の要素を色々詰め込んだ、なかなか良いバカ映画でした。
シャドウを演じるのは 『キャンディマン』 のトニー・トッド。僕の好きなミスティ・マンダも出てました。そして、ゾンビ映画ファン必見のサプライズ!
『サンゲリア』 のデブゾンビと 『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』 のビル・ハインツマンが夢の競演。
※ 今から買うなら下の2枚組み特別版の方がいいと思います。
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Shadow: Dead Riot (Unrated Collector's Edition) アメリカ盤DVD Shriek Show 2006-09-12 by G-Tools |
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2006.04.26 (Wed)
ハートブレイク・ホステル
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Hostel [2005] Jay Hernandez, Derek Richardson, Takashi Miike, Eli Roth アメリカ盤DVD Sony Pictures 2006-04-18 by G-Tools |
邦題 『ホステル』
日本でも公開されるらしいので、簡単に紹介。
SEXとドラッグを求めヨーロッパを旅する軽薄男3人組。たまたま知り合った男から「エロいネーチャンたちとタダでヤレる場所があるぜ」と紹介され、はるばるやって来たのはスロバキアのとあるホステル。噂通りに早速、相部屋になった美女2人とヤリまくりで「ここは天国だぜぃっ」と喜んでいた3バカたちであったが・・・実はこのホステルはそういうバカをおびき寄せるための罠だった。地下組織にとっ捕まった3バカは、拷問や人体破壊を楽しむ "客" たちのオモチャにされる運命に・・・。 『キャビン・フィーバー』 のイーライ・ロス監督によるエロ・グロ・バカ映画。いやぁ~これ面白かったけど、残酷描写は思っていた程では無かったです。スゴい残酷だって評判だったのになぁ。なので、そっち系を期待してたら、ちょっとガックリするかも知れません。
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ホステル コレクターズ・エディション 無修正版 ジェイ・ヘルナンデス, クエンティン・タランティーノ, イーライ・ロス 日本盤DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007-03-16 by G-Tools |
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ホステル 無修正版 (Blu-ray Disc) 日本盤 Blue-ray ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007-03-16 by G-Tools |
2006.04.12 (Wed)
マスターズ・オブ・ホラー J・カーペンターの巻
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Masters of Horror - Cigarette Burns [2005] Udo Kier, Norman Reedus, John Carpenter アメリカ盤DVD Anchor Bay 2006-03-28 by G-Tools |
邦題 『世界の終わり』
13人のホラーの巨匠による13本のドラマ 『マスターズ・オブ・ホラー』。今回は 『ハロウィン』 や 『遊星からの物体X』 のジョン・カーペンターの巻。タイトルの "Cigarette Burns"(タバコの焦げ跡) とは、いわゆるパンチマーク、映写技師にフィルムリールの交換を教えるために画面に一瞬映る丸印のことです。最近は映写装置も自動だったり、デジタル上映だったりで、もうこんなマークは見なくなりましたが・・・。 小さな映画館のオーナーであるカービー (ノーマン・リーダス) は、映画蒐集家のベリンジャー (ウド・キアー) から幻の映画 『La Fin Absolue Du Monde』(この世の終わり) のプリントを探し出すよう依頼される。それは、かつてシッチェス映画祭で一度だけ上映されたものの、それを観た観客が殺し合いを始めたため、当局により封印され唯一のプリントも焼却されたと言う作品だった。プリントはもう存在するはずは無いと言うカービーに、ベリンジャーはその映画の出演者、羽根をもがれた天使を会わせる。ベリンジャーの屋敷に監禁されていた本物の天使は、プリントはまだ存在すると証言する。自分の魂の一部はプリントに封じ込まれている。もしプリントが焼却されたなら自分もそれを感じるはずだと。そして、金に糸目はつけないと言うベリンジャーの言葉により、借金で困っていたカービーは依頼を引き受けてしまう。世界中を飛び回り、少しずつ幻のプリントに近づいてゆくカービー。だが、そうするうちカービーは、映画のパンチマーク "Cigarette Burns" が現実でも見えるようになってしまい・・・。 劇場公開するのかDVDが出るのかは知りませんが、日本でも観られるようになるそうなので、ネタバレしないうちに紹介を終わります。
日本公式サイト http://www.moh13.jp/index.html
2006.04.05 (Wed)
2001人の狂人
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2001 Maniacs [2005] Robert Englund, Lin Shaye, Tim Sullivan アメリカ盤DVD Lions Gate 2006-03-28 by G-Tools |
邦題 『2001人の狂宴』
春休みを利用し、男友達2人とドライブ旅行に出かけたリー。山道で道に迷った3人は、プリーザント・ヴァリーという小さな町にたどり着く。町ではちょうど祭りが行われており、町長を始め皆が今夜は泊まっていけとリーたちを誘う。どうするか迷っていたところ、そこに自分たちと同じように2組のグループが町に迷い込んで来た。その中の一人、ジョーイに一目惚れしたリーは、皆で一緒に泊まろうと提案する。だが、やがて仲間が一人また一人と姿を消してゆく。町民の様子が変だと気づいた時には、もう手遅れだった。この町にいるのは南北戦争の時、北軍によって惨殺された住民の亡霊であった。そして北部からの旅行者を町に誘い込み、惨殺して恨みをはらしていたのだ。とうとう最後の2人になってしまったリーとジョーイ。すると町長が南部生まれのリーは殺さず助けてやってもいいと言う。その代わりジョーイを殺し、自分たちの仲間になれと言うのだが・・・。 ハーシェル・ゴードン・ルイスの名作? 迷作? 『2000人の狂人 (TWO THOUSAND MANIACS!)』(1964) の続編かと思ってたら、リメイクでした。最初に企画された時は続編って言ってませんでしたっけ? 元々は2001年に 『2001 MANIACS』 を、2002年に 『2002 MANIACS』 を公開する予定だったはずなんですが・・・。ま、色々と大人の事情があったんでしょう。あのテーマソングもアレンジして使われていました。まあまあ面白かったかな。
町長を演じているのは 『エルム街の悪夢』 のフレディー役でおなじみロバート・イングランド。『キャビン・フィーバー』 や 『ホステル』 の監督イーライ・ロスがプロデュース&ゲスト出演していました。あと、どうゆう繋がりか知らないけど、ピーター・ストーメアがアッカーマン教授という役で出てるし。
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2001人の狂宴 ロバート・イングランド, リン・シェイ, ティム・サリヴァン 日本盤DVD ジェネオン エンタテインメント 2006-07-07 by G-Tools |
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